kusuari7777 diary

ありすの学問「 あり学」へようこそ                         ✨著書 「捧げたかった…。-twin soul fantasy- 」by リラン✨

🌺許しあえる関係の心地よさへの追求🌺

大人になったら就職しなければならないことを考えまだ未成年だった頃の単純な私は何を一番に思ったかというと…「ストッキングを履きたくないからストッキングを履かないですむ仕事をするのがいいな」だった。高校生の時に友達は冬になるとストッキングの上に靴下を履いて「あったかいよ」とやけに嬉しそうに言っていたので私は試しに真似してみた。でも初めてストッキングを履いたあの気持ちの悪さに私は「二度と履きたくない」と強く思ってしまった。そういえば幼稚園の時も親が履かせたがるタイツを拒絶していたことを今思い出してしまった。因みにチクチクする素材やタグも苦手で中高生時の制服も窮屈でならなかった私は制服を着なければならない仕事を絶対にしたくなかった。だからそうなんとなく思っていてある偶然も重なってある専門学校に入ってある会社に採用された私は「希望した会社は採用されなかったけどこの会社でも同じ職種だからストッキングは履かないで済む」なんて「まぁいいか」的に思っていたのに研修期間中に制服を着なければいけないことがわかってしまった。そして入社して黒のワンピースにパンプスで慣れない仕事に慣れないパンプスの履き心地は私を疲れさせた。新人が15人ほどいてみんなパンプスを当たり前のように履いていたけれど私は試しに「ローファーを履いたら楽」的な発想だけで1ヶ月我慢したパンプスにさよならしてしまった。初日は「注意されるかな?」とソワソワしていたけれど何事もなく一週間二週間三週間と過ぎて行き私はローファーの履き心地を一人で嬉しがっていた。でもその間にどんどんとローファー者率が増え続け十数人になった時についに「ローファー禁止令」が出てしまった。理由は「この制服にはローファーは似合わないから」だった。そして「5㎝以上のヒールでなければならない」という規則までできてしまい「えーーーっ!!」だった。とっても残念でならなかった私だったけれどでも「みんなもやっぱりパンプスなんて履きたくなかったんだって分かってなんだか嬉しかった」から私はそれだけで気が済んでしまった。因みにこの会社では私が原因で「香水禁止令」というのもできたりした。私はある女性の上司に「私この香水の香りきらい」と何回か言われていたけれど「そうなんだぁ」とただ思っていただけだった。私はその上司のつけていたその香りが好きだったけれど上司は私の香りはきらいなんだとその事実を認めただけだった。そして「人の好みって色々で面白いな」なんてのんきに思っていただけでそれ以上の空気が読めずにいた若さいっぱいの無知な私をあの当時の上の人たちは誰も許してはくれなかったんだなと今なら思える。その時も禁止令の「理由」があったんだれけど今は全く覚えていないくらいだから「ん?」と思える理由だったのかもしれない。あれから時代は良い方向へ変化し続けているから「人との違いを受け入れて面白がってすべて平和的な発想に変化させる」そんなこれからの許しあえる世界が私には心地よいだろうから「これからの世界がとっても楽しみだな〜」と今思ったりする。