kusuari7777 diary

ありすの学問「 あり学」へようこそ                         ✨著書 「捧げたかった…。-twin soul fantasy- 」by リラン✨

🌺支配されてしまってはつまらない🌺

はてなインターネット文学賞「わたしとインターネット」・・・過去の私にとってのインターネットとは、薬にも毒にもなるコントロール不能な存在だった。知らないうちにたくさんの魅力あるその存在に取り憑かれたようになってしまった私は、自分の意志でそれから離れられなくなってしまっていた。自分の利用の仕方一つで薬にも毒にもなるそのインターネットという存在は、利用する側の人間性を試されているみたいだなと私は思った。魅力的だからこそとても手強い厄介なツールとして私の世界に存在していて、自分の意志との戦いの日々でもあったのでインターネットに甘えない強い意志を試される体験を私はその時してしまった。なので過去に一度インターネットの契約を解除するまでに至ってしまった私は、一定の期間を設けてインターネットに振り回されないでいられる私になれるよう精神を鍛え直した経験がある。とても大げさに聞こえるかもしれないけれど、あの時の私は真剣でとても真面目にインターネットという得体の知れない生き物のようなものに支配されないようにと精一杯のことをしていた。その時についでとばかりにテレビも見ない生活をして、自分の決意の強さを自分自身に訴えかけてもいた。インターネットをやり始めた時の嬉々とした私に、脱インターネットを誓う日が来るなんて思いもしなかったことで、私はとても不思議な気持ちになっていた。私はインターネットに夢中なりすぎていて、それを自分の意志で止めることができずに依存状態のまま睡眠時間を削ってまでダラダラとやり続けていた。今も特に記憶あるのはネットゲームで、もともとゲームをあまりしてこなかった私なのにバックギャモンというボードゲームには何故だかはまってしまったこと。もともと人よりもペースがゆっくりな私は、スピードが勝負のゲームは最初の何面かしかできないし、RPGは私には魅力的なゲームじゃなかったからという理由でなのか?私はゲームにはあまり意欲的になれない人生を今まで過ごしてきた。そんな私がそのゲームにはまってしまってそこから抜け出せない日々を体験してしまったのには「まさか私が?」と不思議に思いながら驚いた。あの当時の私は、なんでこんなに毎日毎日ゲームがしたいのか?なんでしちゃうのか?を考えた時、なんでこんなにチョコレートが好きなのか?なんで食べちゃうのか?があったり、なんでこんなに朝が弱くて毎日毎日何回もスヌーズを繰り返すのか?も頭に浮かんできたり、なんでこんなにやりたくもないことを毎日毎日沢山しているのか?なんてことまで思ってしまったりと、「なんでなんで?」が生活の中にあふれていることに気づき始めた頃だった。それでもゲームだけは私の睡眠時間やその他の生活の時間を削ってしまうから、一刻も早く私の生活の中から取り除かなければならないものだと意識はしていた。だけれども人間というものは思い立つと速いものなのかもしれないけれど、思い立つまでにとても時間を使ってしまうんだってことを私はあの時も経験していた。そんなこんなで私にも思い立った日があったわけで、インターネットの契約を解除するという意思を実行に移した日があったからこそ今の心穏やかなインターネットとの向き合い方に至るところまでこぎつけたんだと思う。因みにインターネットを「もう大丈夫!!」と再開してからも「プチ依存になりそう状態」が何回かあったのは確かだけれど、もう以前の私じゃないからちゃんと欲望を抑制できちゃったりして大事には至らずに済んでいるから、そこのところは自分を褒めてあげたいと思う。